仕事は出来る人の方が異常(新社会人のあなたへ)
「最初はできなくて当たり前」という当たり前のことは置いておいて、人間は本能的に仕事が苦手だ。
人間の脳は原始時代、狩猟採集で暮らしてた頃からほとんど進化していない。
その時代、仕事は今よりもずっとシンプルで単純だった。食料を手に入れることが出来ればOK。
現代の仕事は複雑だ。段取りですごく先の未来を考えたり、社内調整や人間関係に悩まされたり、
実態のない電子データをマルチタスクで処理しないといけないなど、逆に出来る方がおかしい。
でも周りを見ると(一見)みんな平気な顔で仕事をしているように見える。
自分が欠陥品なんじゃないかと思う。
でもそれは違う。あなたの会社で偉そうな顔をしている人たちだって、実は元々仕事が苦手だ。
通勤電車で人々の顔を見れば明らかだ。
最近、社内の偉い人と面談をする時に「○○さんは20代の頃からそんなに仕事できたのですか?」と聞くようにしてる。
そうすると、「若い頃は、何もできなくてめちゃくちゃ怒られたよ。」「○○さん(中の人)みたいにちゃんと物事を考えられてなかったなあ。」という答えをもらう。
謙遜かもしれない。でも、具体的なエピソードを語ってくれたりするから事実もあると思う。
どんな人でもそういう時代があって、”無理やり”仕事に適応したに過ぎないと思うようになった。
そうなると、上司も出来る同僚も怖くなくなる。あと、その人たちが昔を思い出して優しくなるっていうオマケつき
一方で、仕事に適応するってどうやればいいんだろう?
怒られながら、苦しみながら、失敗しながら成長する方法は何があっても避けたい。
努力・苦しみは一つの手段であり目的ではない。でもそれが目的になってる人が本当に多い。
僕もまだ道半ばだけど、他の人よりも楽に仕事術を身に着けた方だと思っている。
このブログではどうすれば楽に仕事をこなせて、人生を楽しむことが出来るかについて、
僕が学んだことを共有して、一緒に考えていければと思う。